第25回SAT技術選手権大会in車山高原


1月31日(土)



大会2日目。
昨日の出来は良すぎた。。

と思うと同時にまだ心に準備も出来ていない
「全日本」という3文字がちらほらしている状態だった。

今日の種目は急斜面整地大回り、中斜面不正地小回り、急斜面整地小回り
の3種目。

昨日同様、いつもどおりを心がけて今日も1日滑りきろう。





最初の種目の急斜面整地大回り。
今年はスポーツマンではなくビーナス上部にて行われた。
去年の決勝種目と同じだ。

去年はこの種目を滑る頃はもう緊張の糸も切れていたため
今年はリベンジ!と思っていた。

今日は準決勝のため予選の上位半分の選手しか残っていない。
その結果堀さんのすぐ後がスタート順だった。



カットされた84。
243点(18位)
84点から76点まで。。点数の割れた種目となった。
そろえられれば247点はいってたかも。。。
たらればで話をしてもしょうがないが、この辺も来年の課題となった。




2種目目

運命の種目になった。

中斜面不正地小回り。いわゆるコブだ。

今年はあまり練習していない種目だった。
だが、17位とそれなりのところにいる。

スタートする前に前の班の滑りを見てみいると転倒すると75。バランス崩しても78。
とてもその点を出していい状況ではなかった。
悪くて80。ここを狙わないといけないとおもった。


今思えば、この時点でもう全日本への切符は消えていたと思う。

コブは深くかなりえぐれている状況。
選手の1/3程度(おおげさかな?)がバランスを崩しているような状況。


そんな中、コース端の浅いラインをきっちり滑ってくる選手の点が気になった。
82、83、83、82、81。
悪くない点だった。

よし、そこを狙おう!


カットの78。下でのカットではない。上のカット。
233点(120位)




終わった・・・・・・・





きっちりいくつもりだった。
浅いラインでもきちんと。。


思いとは裏腹に板のTOPは浮きっぱなし、
テールは振り出しっぱなし。


転んだわけではなかった。
しかしこの点数。


情けない。。。


板の選択もスタート前まで悩んでいた。
去年から使ってチューンもろくにしていないパイロットか、
堀さんの協力を得てきちんとしあがっている3Vか。


全てがだめだった。
甘い自分に腹がたった。


堀さんが寄ってきて「緊張切らすな」と声をかけてくれた。
そうだ。ここで緊張切らしちゃいけない。

全てを忘れて3種目目に向かう。







急斜面整地小回り。
ここでまくらないといけない!

今までで最高の滑りをしよう!と誓う



82カット。
245点(26位)


点数は伸びず。
ここで、いつもどおりの滑りでなくなった。
去年と同じ失敗。


自分にさらに腹がたった。。。



ただ、みんなに迷惑はかけたくなかった。
点が出ないのも出るのも自分の実力。



それをみんなの滑りに影響させちゃいけないと思い
変に明るく振舞ってみた。(^^;


早めにレストハウスに入り、ブーツを脱いだ。
さっさと宿に帰ろうとも思ったが。。ふっ、と思った。


へたくそは練習しよう!!


ブーツを再び履き、大会の終わったバーンでひたすらコブを滑った。
滑って滑って滑って滑って滑ったけど、上手くは滑れなかった。


俺はまだまだコブが下手だ。


疲れた。
大会中こんなに滑っていいのだろうか?(笑)


しかし少し気持ちが吹っ切れたような気がした。


宿では布団に入るなり眠りに落ちた。。。

んで寝すぎて夜更かししちゃった。(^-^)(笑)




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