テクニカルプライズ
技術種目 | 斜面設定の目安 | テスト形式 | 判定 | |
評価方法 | 合否基準 | |||
○総合技能 | 中・上級コース 実践種目に適した斜面 |
●実践種目テスト | ●実践種目講習テストは、講習全般の中で講師(検定員)が評価を行う。 ●規定種目テストは、各種目検定員3名で行う。 ●最終合否は、主任検定員、検定員、講師(検定員)が協議の上、判定する。 |
375ポイント以上 (最大値500ポイントの75%以上) |
○大回り ○小回り ○小回り ○総合滑降 |
不整地を含む急斜面 整地/急斜面 不整地/急斜面 総合斜面 |
●規定種目テスト |
私の場合、テクニカルプライズを取得するには時間とお金を費やしました(笑)
現在の検定方法になる前(ステップターン、制限滑降)に取得したのですが、脱1級を果たさないと合格は
難しい検定だと思います。
実践種目テスト(総合技能)
バッチテストとテクニカルの違いは一言で言うと自分で技術をしっかり考えられるかだと思います。
1級までは言われた通りの事を行っていれば良かったのですが、テクニカルからは自分でこういう技術で滑ると言った
自己理論的なものが必要でしょう。
各種目共どれが正解!というのはないと思っています。ただ俺の滑りはこうだ!という自信を持ちそれをしっかり表現
出来るか。と言う事が合格の鍵をにぎっているように思います。
自分の理論と自分の滑りを合わせる必要があるのは言うまでもありませんが・・・・(^^;
規定種目テスト(大回り)
1級では導入であったカービングがテクニカルレベルになれば使いこなしている必要があります。
ずれずにしっかりとしたエッジングはいいポジションから生まれてくるのです。
そのポジションをしっかりつかむ事で合格点をたたき出すことは可能でしょう。
プラスαを求めるならば、技術選等で使われている技術を出していく事も必要だと思います。
あと、ポールに入る事もわすれずに!
規定種目テスト(小回り、整地)
スピードを制御する小回りではなく、コントロールしながら推進力のあるエッジングが必要です。
またストックワークも大きいポイントとなるでしょう。しっかり手を上げ(手首が肩のライン)ストックをついた後でもその位置
から手が下がらないように意識する事も大切です。
またつくタイミングですが、次のターンに入る時につくようにすると、止めの運動から推進の運動へ
変化すると思いますので是非試してみてください。
規定種目テスト(小回り、不整地)
コブは慣れです。たくさんのコブを滑ってください。大きいコブにいきなり入るのが怖い場合は、
いつもコブになる斜面を見つけて、そこを朝ピステンが入っている整地の状態から夕方コブが大きくなるまで
滑りつづけてみてください。
序々になれてくると思いますよ。
規定種目テスト(総合滑降)
スピードに負けては総合滑降でいい点を出すことは不可能です。
まず1級よりもさらに上のレベルでスピードトレーニングをしてみてください。
そのスピードの中で後傾にならない事。リズム変化(一般的に大回りから中(小)回りへ)が出来る事。
これを重点的に練習する必要があります。
特にリズム変化時の中(小)回りでは、小回りで述べた止めるエッジングではなくずれない縦長のカービングターンを
する必要があります。
小回り時にさらにスピードがUPするようなイメージです。
そしてもう一つ構成としては斜面の変わり目、斜度がきつくなるところでこのリズム変化を入れる方が見栄えが
いいと思います。
これも上手い人の生の総合滑降を見て、ビジュアル的にどこをどう滑れば大きく見える等々を研究する必要が
あると思います。
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