楽しむ事




私のスキーの向上に対する基本的な考えはひとつです。まず滑る事!これにつきます。
そして滑るにはスキーを面白い!と思う事。スキーというスポーツを楽しむ事、それにより楽しみながら
自然に上達している。それが上達のエッセンスだと思います。
では何故そんなに滑る必要があるのでしょうか?
こんな例えはどうでしょう?



「左手の理論」

利き手ではない方の手で箸を使い物をつかむのは難しい事です。
最初大きくて柔らかいものをようやくつかめていたのが、練習するうちに徐々に小さいものを
つかめるようになっていきます。練習を重ねれば豆粒5個並べをつかむ事も可能なのではないでしょうか?
箸という2本の道具をつかいながら、人間は練習する事によりより細かな操作が可能になってきます。
スキーもこれと同じだと考えます。初めて板を履いた時なんでこんな板で動けるのか?と思うでしょう。
それが慣れる事により、徐々に細かな操作が出きるようになってくるのです。
最終的には豆腐のように柔らかいけど、しっかりつかまなければならない・・・
なんかスキーの雪と似てませんか??

このようにどんなに技術的な勉強しても、まず細かい操作が出来るようになっているかという事が
スキーというスポーツの技術向上には欠かせないと思うのです。