2003モデル試乗会レポート


2003年モデルの板に試乗しました。
私の個人的感覚でのレポートになりますので、それを考慮のうえ参考にされてみてくださいね。


SALOMON Demo 10 Pilot 3V/S914 

サロモンが昨年度からコンセプトにしているパイロット。
Demo10は昨年度よりもトーションがあがっている感じがした。
全体的に板の幅が去年より大きくなったようだが、相変わらずのオートマチック感がある。
大回り、小回り共自在に使える板だと思う。
クラウン受験等には十分使える板であろう。
ただ、硬いバーンでの大回り等はちょっと頼りないところがあるかもしれない。。。


SALOMON Demo 9 Pilot 3V/S912 T

Demo10よりもやわらかく、ねじれも弱い気がした。
ちょうど去年のパイロットと同じような感じかな??
ただ、ずらす技術を多用する(プルーク等)には非常にいいかもしれない。
またこれからテクニカルを目指そうという方にはやわらかくいろいろな場面で使えるのでBESTかも。


FISCHER RC4 W.C. RC COMPETITION 

R21という事もありとにかくまっすぐ進む板だった。
GS競技用らしいエッジを感じる事ができることがすばらしい。
ただ基礎で使うにはちょっとRが少なすぎるかもといった感じがした。
RCという板があるがこちらの方はRがあるため良い感じかもしれない。


FICHER RC4 W.C. SC 

見た目がしゃもじのような板。ショートターンNEWコンセプトの板だ。
滑った感じはやはりTOPが切り込んでくる。
ちょっと今までの板の感覚と変えていく必要があるだろう。
技術選のカービング小回り等の種目にはむく板なる。
ただし、見た目のまねではなく、しっかりとしたターン前半からの荷重ができていないと
使いこなせない1本になりそうだ。。


FICHER SCENEO 500 TI Aircore CarvingBooster

片桐選手に代表されるフィッシャーのオールラウンドの板。
乗り味は昨年度のシニオと一緒だった。
競技用の板とは性格が異なりエッジに乗るというよりも面に乗るとういう感覚がする板だ。
大回り小回りとも板の幅をすごく感じた。慣れればいいのだろうが、ちょっと違和感があった。
昨年よりもデザインがよくなったので人気の板になるだろう。


DYNASTAR SKICROSS 9

今回の試乗会で、もっとも感覚が良かった板のひとつだ。
基礎用の板だが大回りでのエッジ感覚、板の動きがすごくスムーズで心地よい。
コブの中も試してみたが、TOPの落としこみも非常に楽にできる。
多少フレックスが強いため、コブの中で使うには慣れが必要かもしれない。
大回り小回り共自在に使える板である。
ただ。。個人的にはかなりデザインに難ありである・・・・


DYNASTAR SKICROSS 64 

こちらもディナスターの小回りNEWコンセプト板。
基礎用の仕立てにしてあるため、カービングショート入門にはもってこいかもしれない。
通常の小回りもこなせるだろう。
ただ、コブや、硬い急斜面整地はTOPの幅が広すぎるため意図するよりも内に入ってきてしまう。
これも慣れにより克服できるだろうが、コブの中ではちょっと厳しいかも・・・・・


ROSSIGNOL POWER PULSION 9DX 

ちょっとサイズが短いものでの試乗だったが、見た目の派手さより非常に印象が良かった。
しっとりしていて、ばたつく場面でもしっかり雪面を捉えてくれるような感じがした。
(実際はそのようなシュチュエーションが無かったため実際はわからないが・・・)
ロシニョール党の人にはたまらない板になると思う。

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