○内足のたたみ方 2005.6
大回りの切り替えからフォールフォールラインまでに重心が落ちていくのと
同時に内足の使い方が問題になってきます。
内足を上手くたためないと、内足後傾、外足荷重過多になるので注意しましょう!
たかし
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○ターン後半のため 2005
大会まであと一ヶ月。
ターン中の身体の向き、後半での板のしなり。
それに伴う内傾軸。
ビデオにてのチェックは大切です。
今回はターン後半の圧のもらい方(ため方)に注意してみましたが、
斜度が上がれば上がるほど難しいですね。。。
たかし
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○前半の捉え&後半のしなりのコラボレート 2005
2005シーズンイン最初の大回り。
意識しているのは、ターン後半に体の高いポイントでしならせて圧力をため、
それを開放することによる板の推進をコントロールし、スムーズにターン前半につなげる。
このターン後半と前半のコラボレートがうまくいくかいかないかで
大きな違いになって現れる。
ビデオの滑りではターン後半のしなりによる「ため」(まだまだ少なすぎる・・・)
を開放したときに的確に捉えきれていないため、
板だけが進んで身体が遅れる結果になっている。
たかし
名前を右クリックして対象をファイルに保存してみてください。
○谷回りについて
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2001年11月ザウスでの大回りです。
Dの部分で内足が返っていません。
E〜Fにかけて重心を内側に入れるのと同時に
○内足について
私の内足の感覚は、内から外に倒すイメージです。
その場に立って、腰幅に足を広げ、内足の上に腰の真中が来るようにスライドさせます。
そのまま小指とかかとを結ぶラインを膝を曲げながら押す感覚と同じようなイメージを滑走中にしています。
これをスピードが出れば出るほど、曲げを強くしていきます。あごが膝につくんじゃないか!!
ぐらいのイメージです。
ただし、主体は外足にあります。外足がしっかりグリップしているという前提の元このイメージをしていきます。
これは野辺山でポールキャンプに行ったときに教えてもらった時からしてきたことです。
雪面状況や、天候によって変えていますが、条件がよい固いバーンではこの意識を今でも持って滑ってます。
○外傾過多を直すについて
外傾過多で悩んでる方は結構いるんですよね〜〜〜。
そして、外傾の直しを意識するのは難しいんです。
私が思う外(内)傾過多には、意識の問題があると思います。
技術選の上位選手の最大荷重点の見え方を意識してポジションが悪いまま大回りの練習をしていると
腰から折れたり、膝から折れたりしてしまうケースが多いようです。
私は、どんなターンでも外板の垂直方向に腰を持っていく事を意識しています。
要するになるべく腰が内側に寄ってこないように大回りの練習をしています。
これを行うためには、足首、膝、腰がしっかりと曲がっている状態でないと出来ません。
そして曲げる方向は前(板のトップの方向)です。
さらに言うのであれば、板、足首、膝、腰の順序で意識していきます。
なるべく板に近いところに感覚を集中させるのです。
カービングターンでの内傾は自ら造りだすものではなく、自然と出来るものと考えてみてください。
デモによっては意識して内傾を出される方もいらっしゃいますが、これはいいポジションを
熟知しているからこそ出来る技だと思っています。
以上の意識(傾きを自ら造らない)をする事で何か違った滑りになるはずです。
さらに、実践的なトレーニングとしては、基本に忠実にずれを伴ったものでいいので、
曲げ荷重によりしっかり板に圧力をかける大回りをた〜〜〜くさん練習してみてください。
そしてこれをビデオでチェックしてみてください。(雑誌のコンフォートパラレルターンと比べながら)
それが自動化出来てきたら、今度はその意識のまま緩斜面でカービングするように足首を意識してください
(2本のラインが残るような意識)足首に連動されて、膝、腰が同じ方向(板のトップ方向)に入っていくように
なれば外傾は直っていると思います。
○大腿のひねりについて
切るターンをするときにという意味では、ひねりは全くと言っていいほど意識していません。
意識するのは、板をたわませようとすることだけです。
板をたわませるには、良いポジションにて板を押し付けなければいけないのですが、
これは板からくる圧力を上手く受けれるポジションになると思います。
「外傾過多を直す」で述べたようなトレーニングをする事によりポジションの矯正にもなると思います。
ポジションが前後、左右に悪い場合は、板はたわみにくくなり、回転弧を調整するのが難しくなります。
したがって、サイドカーブの弧でしかターンが出来なくなるのです。
ただし、全てを切るターンで大回りするのは、ゲレンデの状況等があり難しいため、ひねりを使って
スキッディングの大回りも必要になってくると思います。
私の頭の中では大回りをする前に意識してひねりを使用するかしないかを決定しています。
○板を踏むについて
踏むとは板に体重が伝わるように(板がたわむように)身体の位置を決め、
板からくる圧力に対して受けとめる事だと思います。
決して通常の生活に使っている「何かを踏む」という感覚ではないような気がしています。
しいて言うならば、腰の位置を低くして、外足を伸ばすような体重の預けかた、ターン後半外圧に
耐えるような動きが「踏む」という言葉のニュアンスに近いと思ってます。
ただ、実際はアイソメトリック運動によっておこなわれるため、物を踏んづけるようには足は動かないでしょう。。。
では、体重を預ける位置に身体を置くにはどうしたら良いか?ですが、ここで軸という言葉が出てきます。
この軸は、身体から板に伝えるためのパワーラインとも言われていますが、これを感じるのは難しいです。
私が軸を感じられたのはインラインの時です。
なんと表現していいかわからないのですが、仮に外足1本で滑った時にバランスを崩さず滑れる
身体の位置が基本になるかな??と思ってます。
これに、腰の向きだとかいろいろな要素が出てくるので、片足で滑れればそれでいい!というわけではないのですが・・・
試しにインラインでやってみると、腰あたりを中心として、身体がつぶれるような圧力がかかります。
これがその軸のラインなのかな??と私の場合は感じました。。。。
ただし、万人に感じられるかどうかはわかりませんが・・・・
私の感覚はこんな感じです。(^^;
○踏む位置について
足裏の荷重ポイントはインエッジ側(外足において)の土踏まずあたり(かかとにちょっとかかるくらい)。
この中で前後の動きをする。母指球 やかかとにのりすぎない。要するに足裏全体にて板に圧をかけてる感じです。
○エッジ感覚について
切り換え直後にエッジをすぐたててはいけないと思います。
切り換えからフォールラインに向けて徐々に立てていく。これがすごく大事だと思っています。
上手い人が練習で滑り降りるのを斜面上からみると、板の角度が徐々についていくのが分かります。
雪面からの圧力をすこ〜〜しづつ捕らえながら。。。。
競技や基礎大会ではもっと急激になりますがこの急激に動かした時ずれない動きにするには練習のときに
デリケートなエッジ感覚を持ってる人の方が有利だと思うのです。
それと、エッジを強引に立てようと言う意識はあまりないのですが、エッジが雪面に食いついているか
(ずれていないか)については、神経をとがらせています。
特に硬い雪質の急斜面などでは、エッジが食いつかず切れるターンをしたいにもかかわらず、
ずれてしまったりするので、その時のポジションの悪さを矯正するため、また練習する。といった感じです。
板に圧力がかかっていき、回転が始まると身体はターン内側に入ってくるため
自然に適度なエッジングになる!と考えています。
あくまでも板からくる圧力に対して自分が適性な位置に動いていくという事です。