○急斜面ショート 2005年

ジャイアントよりも少し斜度の緩い菅平表太郎での
整地ショート

雪質もよかったのでもう少しターン前半しっかり捉える必要あり。

ジャイアント出来なかった事が少しでも
出来るかと期待してみたが・・・
まだまだです。



たかし
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○整地ショート 2005年

整地のバーンにてターン前半を確認してみましょう。

まずターン後半においては、フォールラインから
角づけを戻しながらしっかりと板を押し動かします。

切り替え後ターンの前半部分にて外側の腰と肩をしっかり
下げながら入ってくることが肝心です。

ビデオでは外側の肩、腰の下げ方が足りずターン前半の重さが
伝わってきていません。


たかし
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○ターン前半の作り方について 2004年


ターン前半の作り方において大切なのは
切り替え部分での重心の落とし込みだと思います。
(写真2〜4、7〜9)

その結果切り替えが行われ、ピボット動作を行わずに
トップを削りこむことにより
ターン前半(谷回り)が生まれてくると思います。
(写真4、9)

ただしこの滑りではターン外側の肩、腰が浮き気味になって
しまっている事で前半での「重さ」が伝えきれていません。

もう少し状態の先行動作を行いながら、外腰でねじりこむことが
必要かな・・・・

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○弧を描く意識について 2001年


小回りで最も
意識している事は弧を描くと言う事です。
弧を描くにはターン前半から雪面を捉える必要があります。
では、ターン前半に雪面を捕らえるにはどうしたらよいでしょう?
大回りの場合、斜面下からスキーヤーを見ているとターンの前半が出来ている人は谷回りで板の表面が見えるでしょう。
これを小回りでも意識する事です。
小回りの場合は時間的にもスペース的にも短く、小さい動きになります。
したがって、切替後ひざを次のターンの内側にすばやく入れて、エッジを切りかえるのです。
この時板を動かしてはいけません。板はそのままの位置でエッジだけを切り替える。これが難しいところです。
昔ウェーデルンという技術がありました。
これはターン前半に板を動かしフォールライン方向へ向きを変えるのです。
よくワイパーの動きとか言われますが、トップが動かずテールのみ左右にふれる形のウェーデルン小回りではいけません。
エッジを切り替える時。ひざを次のターンに入れる=腰も次のターンの内側に入ってくると言う事になります。
したがって小回りでは身体を落としてくる事がすごく重要になってくるのです。
大げさに言うならば切替え直後、板は背中の方にあると言っても過言ではないのではないでしょうか。

写真を見ていただければ解ると思います。
右側の私の画像のD、Eに良く現れています。
Dの部分では膝を返して板を横へ出しながら重心が下へ落ちていく事が出来ていません。
したがってEの部分までの間に板のテールを振り出してしまっているのです。





○逆ひねりについて 2001年


最近の小回りは正対ぎみで良いと言う言葉を聞いたことはありませんか?
確かにサイドカーブがきつくなり、カービング小回りという種目も技術選の決勝では登場してきました。
ただし、この技術はまだ確立されていないように感じますし、急斜面やコブ、細かい動きの中では厳しいと思います。
したがって、小回りの練習においてはしっかりとした下腿と上腿のひねりが生まれてくる必要があると感じています。
コブの中など顕著に表れますが、上体がフォールラインに向かって安定(斜面下から見ると全く動かない)している。
これがひねりがしっかりと出来ていると言う事になると思います。
カービングの板が主流になってきている中(正対の大回り)で、この動きというのはすごく大事ですし、大会、
プライズテスト等の小回りではすごく差がつく気がしています。
ひねり動作がしっかり出来るという状況の中でこれからのカービング小回り(正対)に移行していく方が楽だと思います。

ではひねりの練習はどのようにすればよいかですが、直行から急停止や、急斜面でジャンピング小回りをやってみてください。
腰が板と一緒に回ってくる方は上手く止まれませんし、ジャンピング小回りを継続して続ける事が出来ないと思います。





○エッジングについて 2001年


小回りのエッジングは大回りと同じく、ガッガッと瞬間的なエッジングではなく,じわぁぁああっと踏む感じ。
ベルント説ではブーツの裏にタマゴをくっつけて滑るみたいに,とのことです。
デモ等の小回りを見ていると、ガッガッガ、と跳ねるように運動しているように見えるのですが、
私がそのイメージで滑ると
瞬間的なエッジングで雪面とけんかしてしまい、最終的にはずれてしまいます。
あくまでもそ〜〜とそ〜〜と
踏むことが大切みたいです。大回りと同じですね。
ゆっくり早く!これが小回りで必要なことだと思います。